ルイのその他をお届けします!
セールやイベント情報をいち早くおしらせします。
セールやイベント情報をいち早くおしらせします。
中国国内における「今回のウイルス」の対応に関する所感
・2月3日現在、福建省人口3856万人に対し罹患確認者159人、厦門市人口411万人に対し確認者18人。
・今回のウイルスは確認キットがまだ生産されておらず、全て手作業による確認が行われている。日本のメディアでは日々罹患者数が増加している様に見受けられるが、それは上記の理由による検査待ちが発生しているせいで、「日々実際の罹患者数が増加しているわけではない。」ので、中国のサイトでは罹患確認者と罹患被疑者(確認待ち)を分けて記載している。ちなみに罹患確認者に17238人、加えて罹患被疑者は21558人(2月3日現在)。
・現在中国では、「宅」極力外出を控える、「戴」マスク着用の徹底、「洗」手洗いの徹底、のスローガンを掲げて対応にあたっている。テレビでも四六時中流れていた。
・罹患者数の少ない厦門に於いても、公共交通機関の運休や映画館や運動場など人の集まる施設の休場が実施されている。さらに旧正月に人出が予想される寺院も殆どが閉鎖となっていた。
・例年旧正月は人の少ない厦門だが、今年は特に出歩く人もまばらで道路も殆ど車が走っておらず、まるでゴーストタウンの様だった。
・当時武漢からの旅行客の多かった観光地コロンスに於いては、島全体を隔離し旅行客をそのまま封じ込める対策を取ったらしい。
・一般人は厦門市内でも現状極力外出訪問を控えていて、外出時に於いてはマスクの着用がほぼ徹底されている。
・一般企業は2月8日まで春節休みが延長され、学校も現状休校が続いており開学時期は未定。
・SARSの時に見られた紅酢を買い漁るといったデマ騒ぎは今回起こっておらず、今の所市民の対応はとでも冷静に見える。ただ、マスク(n95対応)と消毒液は何処も売り切れ状態。スマホやSNSの普及が情報伝達に好影響を与えている様に感じた。
・武漢の人に対する警戒はかなりの物で、あるサイトを調べると何時の新幹線や飛行機に武漢の人間が搭乗していたかを調べる事ができる。
・各地区工場の状況だが、康美地区・崇武地区では9日頃より再開予定、石井地区はもう少し遅くなるかも知れないとの事。ただ、湖北省以外の省に於いても移動が制限されている関係上出稼ぎ工員の復帰時期がまだ読めないので、今後の状況によってはもう少しずれ込む事も予想される。