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2020/11/12

中国出張日誌 その5

11月2日①
気が付くと11月になっていました、毎日同じ生活をしていますので時間の経過についつい無頓着になりがちです。今日は朝から晩まで見ている中国のTVについて話をしたいと思います。これまでの人生の中でこんなに長期かつ長時間に中国のTVを見たことはなかったと思います。特徴としましては、

①チャンネルが多い
とにかくチャンネルが多いです。厦門の地元TV局だけでも衛星含め4チャンネル、CCTV(中国中央電視台、日本のNHK的なTV局)は10チャンネル、ホテルで見ることのできるチャンネルは全部で66チャンネルあります。

②再放送が多い
チャンネルが多いせいなのか再放送も多いです。毎日の帯番組なのに昨日と内容が同じだったり、一日に同じ番組を2回やったりがよくあります。逆に再放送のドラマは一日に3~4話一気に放送したりしています。

③時代劇が多い
いつでもどこかのチャンネルで時代劇をやっています。時代劇といっても日本の水戸黄門の様な一話完結ではなく、大河ドラマの様な続き物がほとんどです。時代はとても多彩で、古代三国志から近代代第二次世界大戦まで様々です。大戦時の日本軍の扱いは、以前聞いていたよりも手強くずる賢い感じになっていました。その分現代劇は少ないような気がしました。

④グルメ番組も多い
「食は中国にあり」というだけあって、グルメ番組もとても多いです。タレントが出てきてレポートという感じではなく、ドキュメントと紀行番組の中間のような形で各地方の伝統的な食材や料理を紹介する形式の物が多いです。各地方にそれぞれ歴史や特色があり、見ているだけでまるで旅行に行っているような気持ちになり、ひと時隔離生活の現状を忘れることが出来ます。

11月2日②
今回は隔離生活の中で特に面白いと思ったTV番組を紹介したいと思います。

①「食医養生苑」
この番組は、漢方医である杜先生が毎回テーマである食材の効能を分かりやすく説明したのち、後半では電話で視聴者の健康相談を受け家庭で出来る漢方薬の処方箋を紹介するというもの。一見強面だが、優しく親身に相談にのる杜先生にほっこりさせられる番組。

②「今日説話」
題名だけだと仏教の番組の様だが、内容は過去発生した刑事事件の再現番組。実際の警官にとどまらずおそらく犯人や現場の映像も番組内で使用している模様。日本の再現番組にはないリアルさに、思わず時間を忘れて見入ってしまいます。

③「新相親大会」
題名だけでは何の番組だがさっぱりわからないのですが、「相親」は中国語でお見合いの意味なので内容はお見合い番組です。中国国内で色々あるお見合い番組での中でこの番組が特に面白いのは、見合いする本人達だけでなくその両親や親戚も同席している所です。しかも前半は男女でお互い話することはおろか、相手の親親戚の顔しか見る事が出来ないといった感じです。この番組は日本でやっても流行るのではないでしょうか。

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