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2024/05/11

第十三回 地元の銘墓

sonoです今回は熊本市にあります【加藤清正公 御廟所『本妙寺』 】です。

熊本市の中心地にそびえ、熊本県人の魂であります「熊本城」地震での被災は熊本県民の心を痛めました。
その熊本城を築城したのは加藤清正公(かとうきよまさ こう)です。
清正公は、天正16年(1588)肥後に入った後の長引く戦乱で荒れ果てていた肥後を立て直すために
治山治水工事や、水田の開発等に力を入れ、その工事の功績は大変大きく、
現在でも現役で利用されているものがあります。
また、南蛮貿易に取り組むなど、領地経営を積極的に行うことで、
肥後は豊かになったそうです。
その為、加藤清正はやがて領民から神様のように慕われ、
現在でも「清正公(せいしょこ)さん」と熊本県民から親しみをもって呼ばれています。

その清正公が慶長16年(1616)熊本城中で亡くなり遺言により、熊本城に相対し自身が
築いた熊本城の天守閣と同じ高さの地に葬られて、淨池廟と称されたそうです。

元和2年(1616)には清正公のお墓を守るために熊本城内より移転してき、
淨池廟は正面に清正公の木像を安置しておりその真下に清正公が葬られており、
この建物全体がそのまま清正公のお墓であるそうです。

わたしも何度もこの場所には、伺っていましたが、この度初めて全体が
お墓であるという事を知りました。
熊本には秋の大祭があり清正公に関したその祭りの音色を聞くと熊本県民は
心が躍り血が騒ぐ感覚になります。

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