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2020/02/12

中国近況報告

2020.2.12 中国現況報告
(有)ルイ  吉川 信貴

・2月12日現在、福建省内の罹患者数は全人口3856万人に対し267人、10日間で108人増。
厦門市では人口411万人に対し31人で10日間で13人増。重篤者及び死亡者の報告は無し。
・厦門市においても10日より一般企業の始業が予定されていたが、ほとんどの企業が部門ごとに毎日一人づつ出社する輪番出社となっている。
会議はほぼ全てネット会議で行われており、在宅で出来る仕事は在宅ワークにシフトさせている。また、出社の始まった企業においても社員間の接触を極力少なくさせる対策を取っている。
・学校機関の再開もまだ目処が立っておらず、こちらもネット授業を開始する学校の話等もちらほら出ている。
・バスや地下鉄等の公共交通機関は本数は少ないながらも再開した。ただ、乗客はまばら。
・新幹線は一部の影響の大きい地域以外への便を除き運行している。
・国際航空便は渡航先の対応に応じて路線が無くなったり便数が減少したりしている。
・国内便の状況は新幹線とほぼ同様で一部地域行き以外の便は運航している。
・厦門市民の間では外出しない生活が習慣化し始めており、市職員によって外省人の存在の有無が監視され、各マンション区への出入りに際しては体温検査や登録証の提示を義務付けられている。
・早期に武漢から来た旅行客の隔離終了や罹患者数の増加の鈍化等のニュースがあるものの様々な情報が錯綜しており、市民の感情はなお日々不安を増している。
・石材工場に関しては、12日現在生産再開出来た工場は一社もないとの事。
・理由としては、政府に対する工場側の安全証明の手続きが遅れている事に加え、出稼ぎ工員の移動制限による帰宅遅れと、帰宅出来た工員の安全確認の為の隔離の強制等があげられる。
・各地区ごとの状況としては、康美地区は比較的順調に手続きが進行しており、さらに地元在住の工員も多いので比較的早めに再開できそうとの事。その他石井地区や崇武地区に関しては、もう少し遅くなる見込み。
・厦門港に関しては現状積荷は少ないものの正常に機能しており、今後の通関業務の際も追加の検査や消毒作業も無いとの事。

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