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2025/02/07

第十九回 地元の銘墓

貞順院墓【ていじゅんいんぼ】
貞順院(明和5年〈1768〉~寛政12年〈1800〉)は白河藩士中井氏の出で、
藩主松平定信の側室となり男子一人と女子四人をもうけた。

なかでも、男子(寛政3年〈1791〉~嘉永5年〈1852〉)はのち信濃松代藩主真田家の養子となって
幸貫(ゆきつら)と名乗り、真田家を継いで藩主となっている。

貞順院は寛政12年6月22日に亡くなったが、定信は松平家が桑名に転封した文政6年(1823)、
藩儒の広瀬典の撰文により「貞順院様行状」などを納めている。

なお、墓の傍らには嘉永2年に子の幸貫が奉納した灯籠が立っている。

また現場からは広い敷地に対し、お墓と灯籠のみが置かれているからか、
どこか悲しい感情を抱きます。

所在地 白河市向新蔵

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