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セールやイベント情報をいち早くおしらせします。

2023/01/24

第五回 地元の銘墓

野馬懸

相馬市小高神社で開催される「野馬懸」は無形文化財。
「野馬懸」は一千有余年の歴史を誇る伝統行事「相馬野馬追」の
最終日に行われる行事で、相馬藩始祖の平将門により始めれた。
野馬追を古来の姿で受け継いだ唯一の神事です。
また、石碑に前に立つと「相馬流れ山」が流れます。

2023/01/05

第四回 地元の銘墓

願成寺
山梨県韮崎市武田の里、始祖武田信義公墓塔

中央塔が、信義公の墓塔
(総高6尺材石は角礫凝灰岩、堂々とした威容は武田氏始祖甲斐源氏の総師の墓碑にふさわしい。)
長方形の地輪、球形に近い水輪、半球形の風輪、最上部の空輪
いずれも鎌倉時代初期の塔型として完全に近い形状である。
また屋根に相当する火輪は、下り棟が直線に近く原子型を見せ、ほどよい反り、厚い軒付、
隅の増しの少ない形など非の打ちどころのないものである。
鎌倉初期の塔型として貴重である。
(韮崎市誌引用)

2022/12/29

石めぐり 2022年12月号 ㈱カワムラ石ヤ 仙台

宮城担当の大沼です。
今月は宮城県仙台市の㈱カワムラ石ヤ様(以降、カワムラ様)のお仕事を
拝見しました。

カワムラ様は墓石の法名や記念碑の文字を刻む彫師として創業、
時代の流れにより工場を構え石屋としてお墓を作ってきたとのこと。
仙台市葛岡墓園の一画に愚鈍院 新墓地 「縁」(ゆかり)を開発経営されています。

こちらの墓地はお釈迦様の遺骨を納めた仏塔ストゥーパを連想する巨大な合祀墓「藤かけの塔」を筆頭に、
一般外柵付きのお墓、1~2人様用の戸建てタイプ、芝墓地、樹木葬形式の区画まで
お施主様のニーズに合わせた様々な提案をされているようです。

藤かけの塔


園内は人口芝が敷き詰められ、清潔に管理されていました。

広大な敷地は贅沢にゆったり使われており、テーブルやベンチなどを設置、
家族でゆっくり過ごすこともできる空間が広がっています。
天気のいい日にはここで故人を偲びながらティータイムなども良いのではないでしょうか。

さて、今回紹介させていただくカワムラ様のお仕事は葛岡墓園内に築かれたお墓です。

そのお墓はお施主様の若くして亡くなられた一人息子様への思いが詰まったもので、
材料、形状ともにこだわり抜いたお墓でした。

構想から完成まで約1年かかったとのこと。
廟の内部には金箔で装飾された象に乗った菩薩の像が安置されています。

廟の外部も繊細な装飾が施されており、他では見たことのない豪華な仕上がりになっていました。
まるでインドのお寺を大理石で作ったかの様です。

もっとも苦労されたのがふんだんに使用されている大理石のタソスホワイトで、
買い付けの為中国やヨーロッパまで行かれたとか・・・
2000才位仕入れたもののクラックや色違いで半分以上使用できなかったようです。

敷地:7×15m
ニューインペリアルレッド:約100才
ブルーパール:約30才
スウェーデン黒御影:約40才
タソスホワイト:約800才

若くして亡くなった一人息子への悲しみの思いと深い愛情の詰まったお墓でした。

会社名 株式会社 カワムラ石ヤ
所在地 宮城県仙台市青葉区郷六字葛岡19‐11
問い合わせ 022‐395‐8501
営業時間 9:00AM~4:00PM
公式サイト https://kawamuraishiya.co.jp/

アクセス
■ バスをご利用の場合
【平日・土曜】
「仙台駅前」のりば番号10番  861系統「折立・西花苑」行きに乗車 約30分
『墓園正門前』バス停下車 徒歩約12分
【休日及びお彼岸・お盆期間】
「仙台駅前」のりば番号15-1番 888系統「葛岡墓園」行きに乗車 約32分(平日・土曜日運休)
『給水塔前』バス停下車 徒歩約2分

■ JRをご利用の場合
・仙山線 葛岡駅より 徒歩約15分

■ お車をご利用の場合
・東北自動車道 仙台宮城ICより 約10分
・仙台駅より国道48号線経由 約25分

2022/12/6

第三回 地元の銘墓

今回ご紹介する銘墓は、岩手展示場から車で約10分程にある紫波町指定史跡のご案内です。

是信房墓所
是信房は浄土真宗の開祖親鸞聖人の高弟24人中の一人とされている。
師命によって東北地方に下り各地に寺院を開いて宗門の布教に努めた。当地の石森山本誓寺(後に盛岡へ移転)もそのひとつである。
是信房は俗名を吉田大納言藤原信明とする説と三位源頼政の曾孫宗房とする二説がある。前説では文永三年(1266)10月14日、後説では正嘉二年(1258)10月19日。ともに86歳を一期としてこの地に没したと伝えている。
平成元年12月15日に紫波町教育委員会により、紫波町指定史跡として登録された。

2022/10/25

第二回 地元の銘墓

第二回目は、福島県です。
福島県の中島村(ルイ福島営業所のとなりの地区)に
福島県産の江持石で造られた和型の石塔があります。
竿だけで22×22×56寸。全体で10尺近くあります。
幾度の地震等に耐え修繕を重ねて現在に至ります。
会津若松出身、松平藩士で山林奉行をやっていた
入江新六郎さんの子供さんが建之したものです。
月日が経ち、矢吹町へ移り、開拓をし、地主となり
自分の名前の入江地区を作りました。

2022/10/08

次世代倶楽部

先日、コロナ禍で休止中だった弊社企画の「次世代倶楽部」を
リニューアル開催させていただきました。
内容は現場字彫りの行程の説明と機械の紹介をさせていただき、
ほぼ3年ぶりの開催にも関わらず十数社の方に参加していただくことが出来ました。
来場していただいたお客様に心からの感謝を表させていただくと共に、
今後も「明日から使える技術とサービスの発信」をモットーに、
皆さまに喜んで参加していただける企画運営を志して参ります。

2022/09/07

2022年エンディング産業展

TANEです。先日東京ビッグサイトにて開催された、エンディング産業展に弊社社長に同行して行ってきました。

うーん…今年はブースも人も疎だな。コロナ禍ですし仕方がないよね。TANEもコロナ前から来てなかったので、最後に来たのはいつだったのやらです。

今回まわっての第一印象は不動産、投資、相続などのブースがずいぶん増えたことと、客引きが葬祭、墓石ブースと比べ熱心だったことです。

夜のアーケードを歩いてる感じがすごかった。不動産…モンゴル?マレーシア!って…
仏具、ジュエリー、葬祭系は華やかで見ていて楽しいです。最近では骨壺もカラフルで生前購入される方も増えているのでしょう。

特に女性の方の骨壺は年々カラフルになっているよと栃木の石屋さんが教えてくれました。
確かに自分が入る骨壺は自分で好きなの選びたいってのはわかるなあ。

でも、骨壺は葬儀屋さんが扱っているので石材店では販売のチャンスはなかなか無いようです。
処分は頼まれるけど…とのこと。

かわいいとおしゃれがいっぱいでうらやましいです。
墓石の世界にも反映したいけど、こんなカラフルは無理だなあ。陶器製品も様々な進化を遂げていることにびっくりです。
今回は仏壇の問屋さんと接触し、石屋さんに墓石のサイドメニューとしての仏壇のカタログ販売を促進しようと思っていたのですが、仏壇屋さんブースがほとんどありませんでした。
今年ははせがわさんすらいないようです。
一件だけお話を聞かせていただいた仏壇屋さんは実は熊本の石屋さん?
近年新規のお墓が減り、新規にしても質素になるばかり。そのうえ墓じまいが激増。墓じまいするならせめて、納骨できる仏壇を買ってほしいと始めた納骨式仏壇専門店とのこと。

お墓のついでに仏壇買ってもらおうと思っていましたが、お墓いらないなら仏壇買ってもらおうっていうのもありかな。
墓石関連のブースの数もずいぶん減っていました。いずみさんもかんのさんも見当たりません。当然中国勢も全滅です。
しかし新石種の収穫がありました。冲セキさんのベトナム材ベトナム小目です。

洋型本体がベトナム小目、下のカロート部がスーラオホワイトです。色が濃く結構きれいな石です。特に関西で人気が出そうですね。

iPhoneユーザーに朗報です!ついにiPhoneでもGaiaのプレゼンができるようになったそうです。内田洋行さんありがとうございます!

iPadと比べ画面は小さくなりますが、お手軽にプレゼンできるのは便利です。簡単に合成写真です!弊社も早速対応ソフトにバージョンアップです。

↑バーチャル墓地を体験する弊社社長。想像以上にリアルで近未来を感じたと言っておりました。
…いよせきさんのブースの写真すっかり撮り忘れておりました。申し訳ありません。
今年はまだ疎な感じでしたが、コロナを克服した人類が再び活気あるエンディング産業展を開催するのを楽しみにしています。

2022/08/01

第一回地元の銘墓

弊社ではじめました新企画であります「地元の銘墓」。
第一回ということで私の地元の鎌ヶ谷市の鎌ヶ谷大仏と大黒屋(福田)文衛門氏の墓所を紹介したいと思います。
鎌ヶ谷市を中心に一部で有名な1.8mの「小さな大仏」である鎌ヶ谷大仏ですが、およそ250年前の1776年に当時宿場町だった鎌ヶ谷宿の主人だった大黒屋(福田)文衛門氏が私財を投げうって先祖供養のために建立されたという事です。
そして大仏のちょうど後ろに福田家のお墓も現在まで大切に受け継がれていらっしゃるようです。

2022/07/23

石めぐり 2022年7月号 ㈲阿部石材工業所 群馬

いつもお世話になっております。
連載「石めぐり」1回目を掲載致します。

TANEです。
今月から、お世話になっている石材店様がこれまでに積み重ねてきたお仕事をほんの一部ではありますが紹介していこうと思います。
今月は群馬県月夜野の㈲阿部石材工業所様(以降、阿部様)のお仕事を拝見しました。

創業120年近くになる阿部様は墓石のみならず、自然石、彫刻の扱いを得意とし、
巨石の石積みや石造りの露天風呂、多くの彫刻品をお寺様に納品してこられました。
最近では住職様が彫刻好きとのことでこれまでにないくらい多くの彫刻を納めたという
沼田市石尊山観音寺様にお邪魔してきました。

沼田市街から少し離れた自然豊かな石尊山(戸神山)にある観音寺は室町時代明応9年
(1500年)迦葉山三世天山見亮禅師により開創された曹洞宗の歴史あるお寺です。
駐車場から見ただけでも数多くの石像が見られます。
石積みは阿部様の得意分野。惜しげもなく無数の自然石が使われています。

参道は六地蔵如意輪観音像から始まり、   童心観音

十一面観音像とほほゑみ十三観音

        金剛力士像                        寺標

次々と石材彫刻が現れます。どの彫刻も躍動感があり表情豊かで
完成度の高いものばかり。

本堂までの階段参道は石と自然が融和した庭園になっており、
参拝の折には四季を通じて風情ある様子が楽しめます。
秋はきっと紅葉が映えますね。観音寺様のインスタでは雪景色も春の桜も見られます。
車道でもある坂道にも数多くの彫刻が目を楽しませてくれます。

布袋尊                  閻魔大王


十一面千手観音


羅漢像                馬頭観音像


本堂


本堂のさらに奥の池にも数多くの彫刻が立ち並び石尊山(戸神山)に続きます。

ご住職の五十木晃健様は大変気さくな方で、今回の取材も快く承諾してくださいました。
ご住職曰く、石彫刻は趣味です。住職になって10年程前から増やしてきました。
やはりここは石尊山観音寺ですから、石に縁あるお寺にしたいとのこと。
本当に彫刻がお好きでご自身で各地へ探しに行かれるそうです。
阿部様によると、さらに三十三観音百羅漢の公開準備が行われているそうです。
もちろん彫刻以外の石材もあります。供養塔等、弊社もお手伝いさせて頂きました。

永代供養塔の両脇には一石五輪塔が並びます。多くは夫婦墓でその竿石の側面には
長年寄り添ったパートナーへの感謝の言葉が刻まれており、
それはさながら先立った人への恋文のようでした

私どもの仕事はこんなにも深い想いに関わるものなのだと改めて感じました。

 

石とは関係ありませんが、観音寺はアートな御朱印でも有名とのことで、
以前阿部様にその御朱印を見せていただきました。

この絵は住職がすべて手書きで描かれるとか。竜や閻魔さまなどの迫力ある御朱印だけ
でなく、可愛く和む地蔵の御朱印も素晴らしいです。

ななななななな・なんと!
あの漫画『日常』のあらゐけいいち先生と観音寺のコラボの御朱印帳も
限定で頒布されたとか。
速攻完売したそうです。御朱印帳コラボのみならず先生が面白御朱印を描いてく
ださったようです。観音寺様のホームページをご覧ください。Instagramの項の
もっと見るを30回弱クリックすると動画がでてきます。
アニメ面白かった・・・ヒャダさんのオープニング、嫁とデュエットします。
他にも絵描きはと先生のコラボ御朱印帳も可愛らしく温かいタッチの絵は
懐かしい感じがします。
TANEも御朱印集めようかな・・・
見どころ満載の石尊山観音寺に一度足を運んでみては如何でしょうか。

・・・観音寺様の紹介ページみたいになっちゃいましたね。

会社名:有限会社 阿部石材工業所
所在地:群馬県利根郡みなかみ町月夜野387(本社)
群馬県利根郡みなかみ町月夜野698−6(工場)
問い合わせ:0278‐62‐2300
営業時間:月~土:9:00AM~5:00PM
休業日:日曜・祝日
事業内容:石材加工・販売、墓碑建立、土木工事、造園、露天風呂造成
光触媒コーティング(屋外・屋内)
公式サイト:https://www.abesekizai.co.jp

石尊山 観音寺
所在地:群馬県沼田市下発知町332番地
問い合わせ:0278-23-9410
受付時間:10:00AM~4:00PM
お休み:水・木曜日
公式サイト:観音寺公式サイト https://www.kan-nonji.com/
駐車場:あり(無料)
アクセス:お車でお出かけの場合
関越道 沼田I.Cから4.6㎞ 10分

電車でお出かけの場合
JR上越線  沼田駅からタクシーで15分

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